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MATSURI
JAEN
大曲の花火(全国花火競技大会)の大会提供花火。川面から夜空まで紅い光が埋め尽くす

HANABI · 2 分

花火師が描く、一瞬の芸術。The pyrotechnician's fleeting art

撮影: KANSEI / Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0

競技大会の夜空は、全国の花火師が技を競う舞台でもある。大曲と土浦、二つの競技大会から、花火という技術を見つめる。

全国花火競技大会「大曲の花火」は、1910年(明治43年)に諏訪神社の祭りの余興として開かれた「奥羽六県煙火共進会」を始まりとしています。2000年(平成12年)からは内閣総理大臣賞が授与されています。

大曲の競技には、光ではなく煙の色彩や変化する姿で魅せる「昼花火」の部があり、繊細かつ高度な技術が必要とされます。夜花火の部では「10号・芯入割物」「10号・自由玉」「創造花火」で技が競われます。

土浦全国花火競技大会は、大正14年(1925年)、神龍寺の住職・秋元梅峯師が、霞ヶ浦海軍航空隊の殉職者の慰霊と、不況にあえぐ土浦の経済の活性化を願って始めたとされます。競技は「スターマイン」「10号玉」「創造花火」の3部門で行われます。

どちらの大会も、全国の煙火業者が出品して技を競います。打ち上がるのは一瞬でも、その一瞬のために、玉の設計から星の配置までを積み重ねる仕事がある。競技大会の夜空は、その仕事がもっとも澄んだかたちで現れる場所です。

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